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神話のふるさと sinwano hurusato
大和平野の東南側の山麓(大和朝廷)と西南側の山麓(葛城王朝)は、古代の政治と文化の中心あり奈良盆地を取り囲む青垣をなす山々の東麓と西麓では、弥生時代以来それぞれ独自の文化を形成してきました。
大和朝廷に先立つ神武から開化に至る九代、いわゆる葛城王朝も、この葛城の地が発祥。三輪山を中心とした統一勢力(春日、物部、三輪氏など)が三輪王朝を築いた東麓に対し、葛城山(現在の金剛葛城連山)を中心とした勢力(葛城、巨勢、蘇我氏など)は、葛城王朝を形成したともいわれています。また全国各地の一言主神の総本社の葛城一言主神社、第2代綏靖天皇の高丘宮(皇居)があったと伝承の残る地、附近には全国の鴨社の総本社である高鴨神社や御歳神(みとしのかみ)を祀る全国総本社の葛木御歳神社等があり、各神社の発祥の地がひしめくエリアであることから日本神話のふるさとと呼ばれています。

吐田郷地区の文化を守る会
〒639-2327 奈良県御所市増50-5

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